- (中)ボブ・ディラン フェンダー ストラトキャスター 1964 (約9900万円)
- (三) フェンダー・ストラトキャスター 1954 「No.1」(約1億900万円)
- (左)デヴィット・ギルモア フェンダー ストラトキャスター 1969「ブラック・ストラト」(約4億2000万円)
- (遊)カート・コバーン マーティン D-18E 1959(約6億4000万円)
- (右)ジョン・レノン J-160E (約3億円)
- (指)ジミ・ヘンドリックス フェンダー ストラトキャスター 1968(約1億5400万円)
- (捕)エリック・クラプトン フェンダー ストラトキャスター 「ブラッキー」(約1億円)
- (二)ジョージ・ハリスン 1964 SG(約4389万円)
- (右)ボブ・マーリー ワッシュバーン hawk カスタムモデル(約1億5400万円)
- (投)「Reach Out To Asia」 ギター (約2億790万円)
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解説行くで
(中)ボブ・ディラン フェンダー ストラトキャスター 1964 (約9900万円)
ノーベル文学賞受賞者がいきなり登場。
1964年頃、これまでの「フォークの貴公子」から、ロック的な路線へと傾向し始めた時期を象徴する一本で、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルで、観客の前でこのギターを持って演奏したことで大顰蹙を買った事件は有名である。
ちなみにこのギターは、何回かステージで使われた後、ディランのプライベートジェット(ツアー用)の中に置き去りにされたものをパイロットの男性が発見し、以来ずっと彼の屋根裏部屋で保管し続けていた模様。そのため年式の割にめちゃくちゃピカピカである。
その後このギターはオークションにて落札された後、先のフォークフェスティバルからちょうど50年の2015年に、ミュージシャン、ジェイソン・イズベルの手によって同じニューポートの地で演奏され、見事に「里帰り」を果たした。
ロック期の名曲「Like a Rolling Stone」
https://youtu.be/a6Kv0vF41Bc
(三) フェンダー・ストラトキャスター 1954 「# 0001」(約1億900万円)
シリアルナンバー「0001」のストラトキャスター。いわゆるこの世で一番最初に作られたストラト。
元々はフェンダー社の社員が、社長のレオ・フェンダーからご褒美として貰い受けたものと伝えられる。
それが巡り巡って1978年にピンク・フロイドのギタリスト、デヴィット・ギルモアの手に渡り、2019年に行われたデヴィットのオークションにて127本のうちの1本としても出品された。
このギターが181万5000ドル(約1億900万円)で落札されたあと、「もしやそれ以上の値段が出るのではないか?」と囁かれたが、後にその予感は現実のものとなった。
(左)デヴィット・ギルモア フェンダー ストラトキャスター 1969「ブラック・ストラト」(約4億2000万円)
そのデヴィット・ギルモアが永らくメインギターとして使ってた代名詞的存在のギター。先のオークションで当時史上最高額の397万5000ドルで落札された(現在世界第2位)。
頻繁に改造されてる故に年代ごとに様式が違いすぎるギターでもある。特にネックとピックアップ交換頻度が高い。
エレキギターの音の根幹となるピックアップはともかく、ネックをやたら変えるのは、一説によると握力が強すぎて押弦の際にフレットが凹んでしまうからと言われる。
(遊)カート・コバーン マーティン D-18E 1959(約6億4000万円)
2021年現在、世界一値段の高いギター。
カート・コバーンが死ぬ5ヶ月前、MTVのアンプラグドに出る際に使用した、アコギにエレキのピックアップが2つついているという奇妙なギター。
これが中々のレアモデルらしく、世界で306本しかないと言われる(カートのwikiには「世界一愛されなかったギター」と身も蓋もないことが書かれている)。そもそもこの手のギターが欲しければ普通にエレキギター買うからしゃーない。
このギターをギャンギャン歪ませて弾いて歌う姿は強烈な印象を与え、ファンの間でも「伝説のパフォーマンス」として語り草になっている。アンプラグド(=生音演奏)とは(哲学)。
その時の映像
https://youtu.be/fregObNcHC8
>>7 せやな
レノンもこう言うギター使ってたよな、メーカーは違うけど
>>9
まさにそのギターの紹介するで
(一)ジョン・レノン J-160E (約3億円)
ジョンがビートルズ初期にジョージとお揃いで買った、アコギにエレキのピックアップがついたギター。初期の楽曲で聞こえる妙に音抜けの悪いアコギの音はだいたいこれである
ライブ・レコーディング共にジョンに欠かせない一本であったが、1963年頃に突如紛失。長らく行方不明になっていたが、盗難された直後に転売されていたらしく、およそ50年後にアメリカで再び発見された
持ち主の男性は、当初このギターを275ドル(当時およそ10万円)で購入。その後ビートルズの写真を見て「なんやこれ自分のギターと似てるやんけ!」と思い、鑑定してみたところ、まさしくジョン本人が使っていたギターと断定された。
その後、オークションで240万ドル(約3億円)の値段がついた。専門家曰く「オークション史上最も重要かつ歴史的楽器」
余談だがジョンとジョージはお揃いのギターを買ったが故に、どこかでお互いのギターを取り違えて使っていたという検証結果も出ているため、故にこのギターはジョージのギターでもある。
このギターが使われてる有名な曲
https://youtu.be/Y_V6y1ZCg_8
(指)ジミ・ヘンドリックス フェンダー ストラトキャスター 1968(約1億5400万円)
伝説のロックフェスティバルと言われるウッドストック・フェスティバルにてジミヘンが弾いてた白いストラトキャスター。
その際に、エレキギターの特殊奏法の限りを尽くして大胆にアレンジされたアメリカ国家を披露。
これは爆撃機の音や逃げ惑う民衆の悲鳴をギターの音で再現したものと言われており、この出来事自体がヒッピームーブメント、ベトナム戦争反対運動など、当時のアメリカを表す象徴的な出来事と言われる。
(ジミヘン本人は従軍経験があり、このこともパフォーマンスに影響したのではないかと言われる)
なお本来ジミヘンは大トリとして日曜日の夜に登場する予定だったが、大雨などで時間が大幅に遅れ、結局出番は翌朝になってしまった。
当然のことながら50万人いたと言われるお客さんのほとんどは既に帰っており、ほんのひと握りの音楽ファンの前で披露されたという事実が、このパフォーマンスを伝説たらしめる要因の1つにもなっている。もしも映像はおろか、音源すらも残ってなかったらどうなってたんやろか…
その時の映像
https://youtu.be/sjzZh6-h9fM
>>11 良くも悪くもロックって付加価値の音楽やからね
バイオリンとは違うのかな
バイオリンもストラディバリウスの音はそこらの量産品以下やで
性能カスやのにブランドで持ち上げられてるだけや
(捕)エリック・クラプトン フェンダー ストラトキャスター 「ブラッキー」(約1億円)
エリック・クラプトンが長らくメインギターとして使っていた黒いストラトキャスター。ちょっと前までは「世界最高額のギター」の代名詞だった。
1970年、立ち寄った楽器屋でほぼ捨て値同然で売られていたギターを6本買い占め、そのうち3本から選りすぐりの部品を組み合わせて作ったカスタムギターで(残りの半分は人にあげた)、以来ライブ・レコーディング問わず引き続けたまさにクラプトンの代名詞とも言うべきギター。
しかしお気に入りすぎてアホほど弾き続けていたため、1985年頃老朽化で引退。
その後、2004年に自身が設立したドラッグ・アルコール依存症のリハビリ施設を支援するためオークションへ出品。当時としては破格の95万9500円ドル(約1億円)で落札された。
なおクラプトンは度々自身のギターを競売に出しており、毎度の如くやたら高額で落札されるため、この手のランキングにはよく名前が出てくる。他に高額落札されたギターは、マーティンのアコギ、金ピカのストラト、キャリアの極初期に使っていたES-335などがある。
恐らくブラッキー引退直前の映像
https://youtu.be/f9myqi7VL9s
(二)ジョージ・ハリスン 1964 SG(約4389万円)
ジョージがビートルズ中期(大体リボルバー辺り)の頃に愛用していたギター。レコーディングの他、「ペーパーバックライター」のPVでも弾いているのが見受けられる。
他にもジョンがレコーディングで借りて使っていたり、日本公演の際にも有事におけるスペアのギターとして同行を果たしている。
その後、バッドフィンガーのピート・ハムの手に渡った後、長らく行方不明になっていたが、2002年に発見され、オークションにて57万ドルで落札された。
他のギターと比べると値段は若干控えめだが、やはりビートルズというネームバリューと、この打順のストラトの比率が余りにも多いことも考慮し、バランスをとる形で晴れてスタメン出場を果たした。
(右)ボブ・マーリー ワッシュバーン hawk カスタムモデル(約1億5400万円)
レゲエ・ミュージックの象徴的存在、ボブ・マーリーが生前所持していたとされる7本のうちの1本。元々はワッシュバーンの「hawk」というモデルをベースにボブ・マーリー仕様に改造されたギターである。
1971年のツアー終了後、ボブ・マーリーはこのギターを自身のローディーに「とっとけ、きっと後で分かるから。」と告げ、このギターを託した。
その後、このギターはジャマイカ政府の国宝に指定され、本人の予感は現実のものとなった。
(投)フェンダー ストラトキャスター「Reach Out To Asia」(約2億790万円)
2004年のスマトラ沖地震のチャリティー企画「Reach Out To Asia」のため、ブライアン・アダムスが発起人となり様々なアーティストのサインが書き込まれたギター。
参加したアーティストは
・ポール・マッカートニー
・ミック・ジャガー
・キース・リチャーズ
・ロニー・ウッド
・エリック・クラプトン
・ジェフ・ベック
・ジミー・ペイジ
・リッチー・ブラックモア
・アンガス・ヤング
・マルコム・ヤング
・デヴィット・ギルモア
・マーク・ノップラー
・スティング
・レイ・デービス
・デフ・レパード
・リアム・ギャラガー
と、音楽好きなら必ず一度くらい名前は聞いた事あるのではないかというレベルの錚々たる顔ぶれ。
元々は特に高級な材を使ってるわけでも、誰かが印象的なライブで使ったわけでもない普通のギターだが、レジェンド達の付加価値によって見事にオンリーワンのギターとなった。
以上解説終わり!閉廷!
9999: V系まとめ速報がお送りします 2099/0/00 99:99:99
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引用元: https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1639292610/
コメント
100万とかそう言う奴かと思ったら桁が違った
フォデラとかの話じゃないんだ
ESPの一本モノとかな
J-160Eの盗難にあった個体は65年のノルウェーの森じゃ使われてないでしょ、63年に盗難にあったのならI feel fileにすら使われてないんじゃ。
というかこの機種が使われたって意味でもI feel fileじゃないのかな。
この機種の特性を活かしたフィードバックサウンドはジョンのギターで出してるし。
どれもいらないから持ってたら売るなあ
こういうまとめでいいんだよ
タカミーのギターとかそういうのが出てくるのかと…
信仰観点の付加価値はアホらしい
ダビンチの鼻汁に何億と金出しそう
ストラトの0001は本当の1号機じゃなくて、ネックプレートにシリアルが刻印されるようになった1号機。
正真正銘の最初に作られたストラトは行方不明。