音楽の「ミキシング」とは? 楽曲はどう変わる? 音楽プロデューサー・横山裕章が解説
2020年12月08日 17:30 J-WAVE NEWS
https://news.j-wave.co.jp/2020/12/post-7121.html
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。10月21日(水)のオンエアでは、音楽プロデューサーの横山裕章をゲストに迎え、「ミキシング」の世界に迫った。
◆ミキシングの仕事は、より良い音楽を作っていくこと
横山は、agehasprings所属の音楽プロデューサーで作曲家。YUKI、JUJU、MISIA、木村カエラなど、様々なアーティストへの楽曲提供、アレンジ、サウンドプロデュースを手掛けている。
あっこゴリラ:そもそも「ミキシング」って何ですか?
横山:文字通り「混ぜる」という意味で、歌、ドラム、ベース、ギターなどの音量調整をしていく作業です。例えば、電話が掛かってきて、声が聞こえにくかったら音量を上げることもミキシングです。
あっこゴリラ:わかりやすいですね。じゃあ、みんなミキシングしてるんだ。音の加工とかもそうですか?
横山:そうですね。エフェクトをかけたり、そういうことをしてより良い音楽を作っていくっていくのが、ミキシングの仕事だと思います。
あっこゴリラ:そのミキシングのあとに、マスタリングっていうのもあるんですよね?
横山:はい。例えば、CDが最終形だとしたら、CDになる一歩手前の調整をいいます。12曲あったら、それぞれの音量を整えるといった作業がマスタリングになります。
あっこゴリラ:たまにマスタリングで大きく化けることもありますよね。
(※中略)
ここで、横山が「このミキシングがすごい!」と思う楽曲を紹介した。
横山:ACOの『悦びに咲く花』です。ドラムとベースの解像度が抜群に良いんです。プロデュースは元電気グルーヴの砂原良徳さんです。ミキシングもそうなんですけど、鳥の鳴き声とかSE(サウンドエフェクト)にも耳を傾けてほしいです。ACOさんの声とちょっと妖艶な雰囲気を演出するために、絶妙な音量加減でミックスされているところにすごく感銘を受けました。
◎ACO『悦びに咲く花』
https://open.spotify.com/track/4n69eUSZSMKJKjHv280oHc
あっこゴリラ:やっぱり同じ曲でもミキシングする人によって、ガラッと変わるものですよね。
横山:そうですね。エンジニアさんの聴いてきた音楽だったり、体験してきたことだったりで、だいぶ変わると思います。
あっこゴリラ:何で感動するのかとか、それぞれ沸点も違いますもんね。
横山:はい。脳みそに記憶されてることを音に出すのが、エンジニアの仕事だと思います。
◆一聴しただけでインパクトを残したかった
ここからは、新たなゲストとして緑黄色社会の穴見真吾(Ba./Cho.)が登場。ミキシングについてさらに掘り下げていく。
◎緑黄色社会 『Mela!』
https://www.youtube.com/watch?v=aRDURmIYBZ4
あっこゴリラ:穴見さんから見た「ミキシング」とは、どんな作業ですか?
穴見:例えるならば、味付けですね。素材とかはプロデューサーやバンドが決めて、塩を多めにするのか、脂っぽくするのか、その味付けを決めるのがミキシングかなって思います。
横山:いい例え。
あっこゴリラ:ミキシングの作業をするとき、プロデューサーやエンジニアとアーティストとのやりとりってどうしてるんですか?
横山:緑黄色社会と一緒にやった『Mela!』は、わりと託してもらったので、信頼してもらって自由にやらせてもらいました。
あっこゴリラ:そうなんですね。『Mela!』のミキシングでこだわった部分って何ですか?
横山:一聴しただけで、緑黄色社会が新しいことやってるなっていうインパクトを残したかったんです。だから、そういう新しいサウンド作りを目指しました。
あっこゴリラ:この『Mela!』は、どんなところに注目して聴いてほしいですか?
穴見:ミックスの観点でいうと、2番のBメロが終わったあたりから間奏が盛り上がるところがあるんですけど、いろんなエフェクトがかかったりしていて面白いかなって思います。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
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やっぱ高校生ぐらいのヤング向け?
今は高校生でも、iPhoneガレバン他でミキシングは体験できるからね
そもそもミキサーのチャンネル数が少ない。
40年前ぐらいから各楽器パートごとにレコーディングしてミックス出きるようになった。
まあフルバンド用意しなくてもシンセでなんとか出きるようになったのも大きい。
まあPro Toolの登場で一変したけど
それ。
一つ一つの音は弱く繊細になってきたようにも思う。
なんでか音が年々安っぽくなってるような気がする
>>24
10年ほど前だったか、アレンジャーの人が新聞インタビューで言ってた話によると
パソコン普及後は、以前ならシングルAB面を作る予算でフルアルバムを作らなきゃいけなくなって
腕利きのスタジオミュージシャンをふんだんに使うと言う事ができなくなってしまったみたい
なので「ここだけはどうしても」と言う楽器だけスタジオミュージシャンを呼んで
あとから「やっぱりここもうひとつ楽器重ねたかったな/フレーズ変更したいな」と思った部分は
アレンジャーがシンセでそれっぽい音を作って入れる、みたいな作り方が当たり前になってしまったんだとか
今はさらに低予算化(アレンジャーの負担増大)してるだろうから
気のせいではないかもよ
音楽業界のデフレ化が止まらないから、レコーディングに予算がかけられない
昔はスタジオで録音してたのが、各自自宅を簡易スタジオにしてコンピューター録音になった
スタジオミュージシャン呼ぶのも金がかかるから一部だけで、ほとんどが打ち込み
イヤホンとかヘッドホン変える度
自分で調整しないのか
こだわる人はするだろうしこだわらない人はしないと思うよ
ピュアオーヲタとかはEqは音が汚れる!
とか言って意地でも使わないアホいっぱいいるw
バブル時代はラジカセですらイコライザ搭載は当たり前だったけど最近はそういうギミックがない
今時のDAWはミキシング工程も安く本格的に作れる
プロはアマチュアのソフトエミュと差をつけるために
敢えて高い実機を使ってるけどw
多分、一般人の耳では区別つかない
数千万の装置でありがたがって聴く人たち…
数千万のスタジオで数百万の機材を通して作業しているのでありがてぇ、ありがてぇ
音楽やってる奴はわかるけど作曲よりミキシングの差で決まるよ
音楽ってのは拡がりだからね、そこがわからない奴はそもそも音楽向いてないわ
でミキシングってなに?
AMの音は難しいよ
といっても今は機材なりソフトなりがやってくれるし
先細りの仕事だから突き詰める人も消えていくだろうけど
音が潰れても構わずに音圧をやたら上げだしたのが’90年代中頃以降
逆に楽曲そのものがちゃんとしてるかどうかが明確になってきた気がする
Vチューバーがオリジナル楽曲作ってもらいましたーっつって聴いてみたら
音はいいのにアレンジやそれぞれの楽器がDTMで作ったエロゲソングレベルってのがよくある
あれでOKなのか
9999: V系まとめ速報がお送りします 2099/0/00 99:99:99
■【画像】YOASOBIのボーカル女のJK時代ガチwwwwwwwwwww
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引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1607436590/
コメント
「ベースの音?J-POPやし小さくしてええやろ!」
…AND JUSTICE FOR ALL
AMのほうがFMより音いいんだよな。AMステレオを聴いたとき、その臨場感に驚いた。FMは高音を削っているから。単音じゃ聴き取れない高音も大事なんだよ。
逆だぞ
ってかFMの方が音楽番組多いんだから、FMの方が音楽向きって分かるやろ
日本人は引き算できない奴が多いよなあ
それが好きってだけじゃないの?
じゃあアメリカ人は足し算できないんだ
むかーし、タモリ倶楽部で内沼映二ってミキシングの巨匠のところに習いに行く企画が面白かったよ。ようつべでまだ動画が残ってるな。
時代性の出し方とかが紹介されててためになった。が、仕組みや段取りはそれで理解できるんだけど、実作業はすごく感覚的で、説明されたからできるってもんではなかったな。もろに経験則の世界だった。
50年前って1970年じゃねえか一発どりの時代なんてとっくに終わってる
うーん…ミックスとかよくわかんないから、Neutron!
割とそうなってくるだろうな
Neutronだけじゃなく人工知能搭載のエフェクターが結構出て来てるし
DTMerの最大の難関の一つだしなミキシング、特にコンプとかは
わりとミキシング登場したころからそう言われてるけどなかなかそうはならんのよね
なんでかっつーと、ミキシングってミュージシャンの立場としてやるってより、プロデュースする人の立場で行うことがほとんどだからなんよね。
ミュージシャンの立場でミキシングしていくと曲の良さって多層的だから案外正解がないんだけど、売る側の立場からするとその時代によって「売れ筋」ってのが確かにあるからそれに合わせてミキシングする。
ミュージシャンがミキシングする典型だったスティーリーダンのミキシングですらその時代の典型として他のミュージシャンの曲のミキシングのときに「スティーリーダン風ミキシング」として流行になったぐらいだしなw
わいもめんどくさいからぜんぶiztopeやわ
ミキサーとか並んでるあのスタジオで1回音楽を聴いてみたい
めっちゃ音いいらしいけど、どれぐらいすごいのか体験してみたい
こだわる人はこだわるけど、ショボいイヤホンで圧縮音源聞いてる分にはさほど気にしない。
好みの音はイコライザー機能で調整できるし、結局生音には敵わない。
イヤホンレベルでも音の違い歴然なんだが
音圧はミックスてよりマスタリングも悪い